1 診断群分類区分の適用の考え方

1 診断群分類区分の適用の考え方

(1) 診断群分類点数表に掲げる傷病名、手術、処置等又は定義副傷病名の内容は、厚生労働大臣が定める傷病名、手術、処置等及び副傷病名(平成26年厚生労働省告示第90号)(以下「定義告示」という。)に定められており、入院患者に対する診断群分類区分の適用は、当該患者の傷病名、手術、処置等、定義副傷病名等に基づき主治医が判断するものとする。
なお、主治医は、診断群分類区分の適用に際し、定義告示、診断群分類定義樹形図(別添1。以下「ツリー図」という。)及び診断群分類定義表(別添2。以下「定義テーブル」という。)に基づき診断群分類区分を判断すること。

(2) 「傷病名」は、入院期間において治療の対象となった傷病のうち医療資源を最も投入した傷病(医療資源を最も投入した傷病が確定していない場合は入院の契機となった傷病をいう。)について、主治医が「疾病及び関連保健問題の国際統計分類ICD-10 2003 年版準拠(以下、「ICD-10」という。)」から選択すること。
ただし、以下のICD-10については、選択しないこと。
・ 詳細不明の寄生虫症(B89)
・ 他章に分類される疾患の原因であるレンサ球菌及びブドウ球菌(B95)からその他及び詳細不明の感染症(B99)
・ 心拍の異常(R00)からその他の診断名不明確及び原因不明の死亡(R99)まで(ただし、鼻出血(R040)、喀血(R042)、気道のその他の部位からの出血(R048)、気道からの出血、詳細不明(R049)、熱性けいれん(R560)、限局性発汗過多(R610)、全身性発汗過多(R611)、発汗過多、詳細不明(R619)及びブドウ糖負荷試験異常(R730)を除く。)また、独立した多部位の悪性腫瘍(C97)については選択せず、主たる部位の悪性腫瘍のいずれかを選択すること。

(3) 手術等が実施されていない期間に診断群分類区分の適用を判断する場合には、予定されている手術等(入院診療計画等により確認されるものに限る。)も勘案した上で診断群分類区分の適用を判断すること。

(4) 一の入院期間において複数の傷病に対して治療が行われた場合においても、一の診断群分類区分を決定すること。

(5) 同一の傷病に対して複数の手術等が行われた場合等においても、一の診断群分類区分を決定するものとし、決定するに当たっては次の点に留意すること。
入院中に、定義告示に掲げられた複数の手術等の診療行為が行われ、同一疾患内の複数の診断群分類区分に該当する可能性がある場合の取扱いについては、「手術」、「手術・処置等1」及び「手術・処置等2」のすべての項目において、ツリー図において、下に掲げられた診断群分類を優先して選択すること。

(6) 医科点数表において「区分番号K○○○の○○術に準じて算定する」と規定されている手術について診断群分類区分を決定するに当たっては、準用元の手術で判断すること。

(7) 主治医による診断群分類区分の適用の決定は、請求時に行うものとする。

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